車いすパパつくねの「日々リハビリ」

2014年奥久慈トレイルレース第二関門でDNF

書き忘れていた。。。(たけちゃんぽんさんありがとう)
2014年、奥久慈トレイルレース結果。DNFでした。

第二関門制限時間は13時00分。
到着したのが、12時45分。

次の関門まで20km。3時間で行かなければならない。
キロ9分ペース。
林道ベースではあるが、今の自分には届かない。

ということで、第二関門でリタイヤを決めました。

距離 24.15km
累積標高 2,279m
時間 7:20’28.4

反省

昨年のリタイヤ理由は腸脛靭帯炎とロードの走力不足でした。
今年の奥久慈トレイルレースでは、上記2点は多少解消したけども、暑さに起因する「心の弱さ」「心肺力の弱さ」を露呈しました。

先日読んだ、RUN+TRAIL8でセバスチャン・セニョーはこう言っていました。

トレイルランに必要な構成要素は筋力10%、臓器の働き10%、アドレナリンアドのホルモン調整機能10%、残りの70%は精神力だと私は考えています

これ、レースの前に読みたかったぁ。。。

次のレースは7月のおんたけ100kmです。
自身初の100km。しかも暑い夏。しかも林道。
奥久慈トレイルレースでDNFしていなければ、おんたけ100kmも特別トレーニングせずに出ていたかもしれません。
そんな意味では意味のあるDNF。

おんたけ100kmに向けて、本気出します。

さて、奥久慈トレイルレース。
次に出る人のための参考情報としてまとめておきます。

地力がなければ完走できない大会です

今回はランスマの撮影が入っていました。
ゆえに、次回開催レースでは奥久慈を初めての大会としてチャレンジされるかたも多いと思います。
30kmの部はおそらく大丈夫ですが、50Kは要注意です。
・テクニカル(狭くて急な斜面が多い)な山
・アップダウンが半端ない(コースマップをよく見てください。このギザギザ(アップダウン)を馬鹿にすると痛い目にあいます

・上記の山をクリアして、かつ林道できちんと走れる走力が必要
・さらに暑さが加われば、完走率は30%台になります
前夜祭で、鏑木さんが挙手調査をしていた時に、初トレイルランニングの方も何人かおられました。
ブースで友人と話しながら「とりあえず2本だけ買っとこか」とジェルを買い求めていた人もいました。
OSJのトレイルレースは原則、自己補給です。エイドを頼るとえらいことになります。
ご注意ください。

前日

スタート・ゴール地点である第二駐車場には12時に到着しました。
そこまで早くなくてもよかったです(18時くらいでも空いてた。20時過ぎるとたぶん無理)。

暇なんで、近くのお好み焼き屋さんでカーボローディングして、車で受付に向かいます。
さっくり終わって第二駐車場に戻りました。

汗かいたので温泉に行って、さっぱりした所で、また、受付兼前夜祭会場に送迎バスに乗って再度向かいます。
まぁ、無駄ですけど、まったり時間を過ごすのはいいことです。

夜は車中泊。
今回はルーフテントを自作していきました。
フォルクスワーゲンのルーフキャリアに巨大なスノコを載せている車を見かけた方。
それは、私です。
これについては別途書きます。

当日


スタート前に、チームOSJメンバーと写真を撮って、30分前から列に並びます。
今回は、渋滞回避の為、スタートを頑張るこころづもりでした。
ゆえに、写真を撮る暇はありません。

が、この作戦。失敗でした

スタート頑張ったこともあり、第一関門には2時間の余裕を持って到着する事ができましたが、すでに第一関門手前から、脚の品薄感が著しい状態。
「このまま行くと、すぐに売り切れる!」
そう思った僕は、呪文のように「おさえて~」「おさえて~」と唱えながら走るも時すでに遅し。
籠岩では完全に売り切れ、休憩しながらでなければ登れない状態となりました。

気温は32度を超える夏日です。
エイドで水をかぶり、沢で水をかぶりながら行きましたが、足は売り切れ、心は折れ、何度第一関門に戻ろうかと思ったことか。

途中あった東屋のベンチに大の字で寝っ転がり、しばしの休憩。。。のつもりが、休むごとに気力がなえてくる始末。

「とりあえずハイキングして、第二関門でおしまい」そう思いながらも、何気にとったカフェイン入りのジェルを投入。
これが効いた。
売り切れたと思っていた脚がよみがえり、ゆっくりながらも山を登れるようになりました。

下りも走れるようになり、登り、下りでどんどん抜けるようにまで復活したのです。
事前に3日間のカフェイン断ちを行っていた事の効果がてきめんに現れたカタチです。

カフェイン断ちの効果、恐るべし。
大会前には必須です。

そうして、元気になったものの、第二関門到着は関門閉鎖15分前。
この先ロードを走りきる走力もなく、あえなく終了。

終わってみれば完走率30%。

そんな中、先に撮影したメンバーは僕以外全員が完走。
走力不足を痛感。
がんばります。

課題は心肺強化

ロングの練習をと、低負荷・長時間をメインにやっていたので、スタートダッシュで一気に心肺機能オーバーになりました。
やっぱりスピードトレーニング必須ですね。

後は暑さ対策。
暑いと負荷が高まります。
気持ちもなえますが、それでも折れずに行ける形を作っておく必要があります。
先輩ウルトラランナーが「暑いと燃えるわ」と言っていた気持ちが少し分かりました。
暑さに打ち勝つトレーニングを積むと、そうなるのでしょうね。

この夏も暑そうですが、トレーニングととらえて走ってみます。

最後に

ボランティアと、地元の皆様には本当に感謝です。
選手が頭からがぶがぶと掛ける水を、一生懸命切らさないように奔走してくれました。

またこの水が美味しい。

奥久慈。
よい所です。
また、リベンジです。

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