車いすパパつくねの「日々リハビリ」

第三回上州武尊スカイビュートレイル 9時間35分で完走

第三回上州武尊スカイビュートレイルコースマップ2013年9月29日(日)。
第三回上州武尊スカイトレイル。
前回の奥久慈トレイル50Kの敗退を解消すべく挑んだ50Kのトレイルランニング。
9時間35分50秒で無事完走しました。
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New:2014年9月21日「第1回上州武尊山スカイビュートレイル14時間30分で完走の記」
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とにかく暑かった。
森にいる間はいのですが、ひとたび2000mを越える稜線に出ると、太陽に焼かれっぱなしになります。
空気は薄く、道は険しい。
だけど、風景は最高。
鏑木毅プロデュースの、メリハリの効いた、フルコーストレイル、第3回、上州武尊スカイビュートレイルの記録です。

スタートは6:00。制限時間は11時間。
第一関門(11:00):川場野営場
第二関門(13:00):前武尊山頂
第三関門(15:00):武尊高原川場キャンプ場駐車場。
エイドは、1関門の川場野営場と3関門のキャンプ場駐車場にあります。

スタートから第一関門まで

ロードを少し走り、気持ちのいいトレイルに入ります。
木漏れ日あふれる走りやすいトレイルですが、渋滞とは行かないまでも、走ってはつっかえを繰り返します。

ブリーフィングでは半数以上が50キロ初挑戦と手を上げていました。
だからなのか、ペースは早め。
登りも皆さん結構走ります。
50キロ初めての人は、スタート位置を下げて、足の温存に努めたほうがよさそうです。

第一関門まではなんだかんだで、列に乗っていればついてしまいます。
前日のブリーフィングで、鏑木さん曰く、ここは「前菜」だとか。

第一関門から第二関門まで

第一関門から第二関門は日本百名山である「武尊山」を登るメインディッシュです。
個人的には第一関門から第三関門までの間は以下のように分けられると思います。

1.前武尊(第二関門)まで
2.剣ヶ峰まで(マップではMt.Kenと書いてある所)
3.剣ヶ峰からの下り

1.前武尊(第二関門)まで

ひたすら登ります。
3点保持が必要な所は数しれず、徐々に高度が高くなり、息が苦しくなります。
でも、森林限界には達してないので、日陰はあるのが救いです。

2.剣ヶ峰まで(マップではMt.Kenと書いてある所)

森林限界を越え、稜線に出ます。
今回のようなお天気の日は、太陽ギラギラ。
遮るものもなく、無性に水が恋しく、1エイドで給水しなかった人は、おそらく後悔したことでしょう(僕もその一人)。
また、高所恐怖症な人には堪え難い下りも多いですが、反面眺めは最高!
雲海から富士山も見えました。

3.剣ヶ峰からの下り

武尊山頂を越え、先に見えるとんがりが剣が峰

これを越えると、ゴールまでずーーっと下り基調です。
(だいぶ長い。この下りを で走れる足が残っていないと、かなりキツイ旅路となるでしょう)

つづら折れの道をずーーと下り、第三関門到着。

第三関門からゴール

そこから少しロードを走って、トレイルに入って、ロードに出てを繰り返します。

ここは、修験者になったつもりで、もくもくと歩みを進めましょう。
ここまで着たら、ゴールする他ありません。

疲れたらこう考えましょう。
「走れば、早く着く」

とはいえトレイルはとても走りやすく足が残っていれば気持ちの良い道ばかりです。
これはデザートでしょうか。

そして、最後のコーヒータイムは、下山後のロード5キロ。
ロードが苦手な僕には果てしなくキツかった。。。

もくもくと、もくもくと。。。

ゴール時のガッツポーズを何度も、何度も練習しました。
そして、ゴール。
決まった(ガッツポーズ)。

大会後

うどんを食べて、おにぎり食べて、ストレッチして、写真撮って、風呂に行きましょう。

日帰り湯が400円。
湯船に入る時の、ランナーの唸り声は、勲章です。

装備メモ

水切れ以外は、過不足なくいけたと思います。
特に、エレクトラライトショッツは良かった。

シャツ ノースフェイス ZIP
パンツ ノースフェイス スワローテイルショート
インナーシャツ ファイントラック フラッドラッシュ パワーメッシュ ロングスリーブ
グローブ サロモン XTウインググローブ
カーフガード CEP カーフスリーブ
ソックス ドライマックス トレイルラン1/4クルーハイ
ザック ノースフェイス マーチンウイング プロ
ポール ブラックダイヤモンド ディスタンス
ドリンク ショッツ エレクトラライトショッツ
ジェル パワーバー レモンライム×2・グリーンアップル×2・バナナ×2・梅×2
固形物 パワーバー 半分だけ

最後に

剣ヶ峰であわや水切れでした。
ブリーフィングでは、山頂は冷えるから注意!といわれていたので、ファイントラックの長袖+ノースの半袖でいきましたが、長袖は不要でした。
とはいえ、山の気候は変わりやすいので、タンクトップをカバンにしのばせるのがよさそうです。

走り始め15kmほどで、左膝に痛みが出ました。
初めてロキソニンのお世話になりました。
スポーツでロキソニンを使うとは。。。
違う世界に足を踏み入れたようです。

苦しみの剣ヶ峰を越え、第三関門&エイドまでの長い長いくだり。
前をゆく女の子のペースが最高でした。
5人のグループになりましたが、後ろに並ぶ男性3人が彼女の登りペースについていけず脱落。
最後は彼女をペーサーとさせていただき、気持ちの良いトレイルランニングを楽しむことができました。
第三関門&エイドでお声がけしましたが、とても助かりました。
ありがとうございました。

また、宿で一緒になったお二方。
ゴール後、待ってくれていたのはとても嬉しかったです。
2人とも7時間台で完走されたそうで、僕はまだまだ追いつきませんが、そのうち追いつきます。
また、どこかの大会でお会いしましょう。

最後に大会運営に携わった方、ボランティアの皆さん。
勇気と元気をたくさんもらいました。
ありがとうございました。

追記、完走率を計算してみました

エントリー:533
DNS:88 DNF:67

出走数:445
完走:378
完走率:84.9%

僕の順位は
全体 445名中 218位 49.0%
性別 403名中 197位 48.9%
年代 158名中 78位 49.4%
半分より上だった。ひとまずヨシ。

天気が良かったので完走率も高いみたいですね。
なによりです。

[sankakuten]
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