朝6時に中房温泉を出て、燕岳、大天井岳と進み、常念小屋のテント場に14時に到着。
中房温泉は前日12時に到着して1泊していたので、2泊使用しての感想です。
ポイントは3つくらいでしょうか。
- 結露は気にしないコトにしよう
- シュラフカバー必須
- 晴れの日専用
結露は気にしないコトにしよう
結露は普通にあります。
シングルウォールで極小空間です。
ないはずがない。。。
問題は、それを気にするかどうか、気にする暇があるかどうか、
であると思います。
たとえば、TJARのように、夕暮れぎりぎりまで走りとおして、そそくさと泥の眠りに引きずり込まれる場合。
結露なんか気にする暇もないでしょう。
逆に、お昼にテント場に到着して、就寝までだいぶ時間がある場合。
シェルター内で本を読んだり、なんだかんだしようとすると、
結露は気になると思います。
なぜなら、身体を起こして少し動くと、もれなく身体がシェルターの生地にあたるのです。
当然、身体がぬれるので、シェルター内で寝る以外のことをしようとする場合はカッパを着ている(そのまま寝る)ほうがいいと思います。
シュラフカバー必須
シュラフの足先は必ずテントに触れます。
僕の身長が170cm弱なので、それでもそんな感じです。
当然、結露している訳なのでシュラフは濡れるわけです。
身体を上にずらして、足先に空間をあければいいじゃないの?そんな声も聴こえそうですが、実際はそんな余裕はありません。
身体を上にずらすと、鼻がシェルター生地に当たるほど、の狭い空間にもぐりこむ形になり、今度は頭が濡れます。
その為、シュラフカバーは必須です。
そう考えると、ストックシェルターの重量はシュラフカバー込みで考える必要がありますね。
ヘリテイジの2レイヤーのゴアテックスシュラフカバーは235gです。
合計、465gです。
これでもビール缶より軽いですね。
使う理由は存分にあります。
晴れの日専用
ストックシェルターはシェルター内にストックを立てます。
つまり、ストックを差し込む穴がシェルター内に存在するというワケですね。
雨が降ると、ここから浸水する事必須です。
ホームページによると生地も垂れてくるので雨は非推奨との事。
シェルターですからね。
雨予報なら素直にテントにすべきです。
それでも、使いたい人はシームもしておきましょう。
収納袋はパッツンパッツン
この手の軽量ギアにはよくある話ですが、収納袋はパッツンパッツンです。
しまう時は、結露でビショビショになっているので、雑巾を絞るかのごとく、キッチリ巻きあげる必要があります。
力を入れて、キチンと巻けば、入ります(それが難しいのだけど)。
それでもこの軽量具合は、最高です。
軽いことは正義なのです。
[…] さて、次はストックシェルターについて […]